2009年8月6日木曜日

目標と目的

この2つの言葉は混同されたり誤って用いられたりすることが多い。
ここで一旦整理する。

目的:AIM
 行動の動機となるものだが、達成したことを評価することができない程度に抽象的な状態のもの。

目標:GOAL
 目的を達成した理想的な状態で、達成したかどうかが判断できる程度に具体的なもの。

例)
 目的:空腹を満たす
  この表現だと抽象的であり、取りうる行動も抽象的か、無限となる
  さらに、達成したかどうかの評価も困難
   取りうる行動例:何かを食べる(抽象的)

 目標:1時間後に、築地の吉野家本店で牛丼の大盛りを食べる
  達成したかどうかの判定が明確にできる
  取りうる行動も、有限の選択肢となる

この考え方だと、真に達成すべきは目的であるが、具体的にしないと行動できないため、目標を立てる必要があり、1つの目的を達成するためには複数の目標を立てうるといえる。

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