2008年12月9日火曜日

Surf Dev. Guide [1.3 モデルオブジェクト]

1.3 モデルオブジェクト

Surfプラットホームには、それが管理し参照する必要があるオブジェクトのデータモデルが含まれ、
それによって、Webアプリケーションを正しく表示できます。
これらのモデルオブジェクトはメモリに標準的POJO(Plain Old Java Object)として管理されています。
ディスクに書き込むときには、 XMLとしてシリアル化されます。

XMLが格納されるのは、次の場所にあるサブディレクトリです:

/WEB-INF/classes/alfresco/site-data


このディレクトリ内には、次のようなサブディレクトリがモデルオブジェクトの
タイプ毎に1つ存在し、Surfプラットホームによって管理されています:

/site-data/chrome
/site-data/component-types
/site-data/components
/site-data/configurations
/site-data/content-associations
/site-data/page-associations
/site-data/page-types
/site-data/pages
/site-data/template-instances
/site-data/template-types
/site-data/themes


各サブディレクトリ内には、シリアル化されたモデルオブジェクトを表すXMLがあるはずです。
たとえば、デフォルトのalfwf.warファイル内では、welcome.xml というファイルがあります 。
これは、「welcome」というidを持つページであり、内容は次のXMLとなっています:

<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?>
<page>
<title>The test welcome page</title>
<template-instance>welcome-main</template-instance>
<authentication>none</authentication>
</page>


各オブジェクトタイプの正確な意味は、オブジェクトモデルのセクションで
扱われるので、ここでは一般的な感じを示すにとどめます。
XMLを調べて分かることは、これがページであり、
そのタイトルは「The test welcome page」。
テンプレートは「welcome-main」というidで示されること。
アクセスには 認証を必要としないこと。

新規ページまたは新規コンポーネントまたは何らかのモデルオブジェクトを作成するには、
これらのディレクトリに新しいXMLを配置すればよい。
すなわち、データベースにアクセスする必要も、Webクライアントをカスタマイズする必要もないのです。

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