2009年10月21日水曜日

座右の銘

「捨てよ!固定は死なり」とは、宮本武蔵の言葉とのことだが、いいものでも固定してしまえば死んでいくものであり、死んだものをかかえているのは不健康である。

ちょうど、川の流れが途絶えると水が腐って魚が住めなくなるように、食べ物をお腹に溜め込むとお腹がはってうんこがくさくなってくるように、不要なものを捨てていく必要がある。

職人として「完璧」なものを求めたいが、時間の制約があり、求めすぎると結局役に立つものみ仕上げることができず、時間だけを浪費していくことになる。
ただし、最後までねばって完成させたという話を聞くと、「もう少し粘ってみようか」と思ってしまう。このもう少しがくせ者で、結局多量の時間を投入したあげく、「現状ではこの方式ではできない」という結論になったりする。

かといって、その場しのぎで仕事をしていくとフラストレーションもたまるし、後で痛い目をみることもある。

適切なのは、どんなポリシーなのであろうか? 「現在、すぐに使用できる範囲で時間優先で仕事をし、後からいいものがあれば入れ替える。そためには入れ替えしやすい構造にしておく」というあたりが落としどころであろうか? しかし、この「入れ替えしやすい構造」というのがまたまた難しい、、、、

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