2009年5月7日木曜日

丸山先生レクチャー

全6回シリーズ:テーマは「クラウド」
講演者:早稲田大学大学院 情報生産システム研究科 客員教授 日本Androidの会 会長 丸山 不二夫 氏

1:2008年11月13日(木)『クラウド時代の到来』
・クラウドは発展途上であり、定義は固まっていない
・ここ40年ほどの間にハードは爆発的に進歩(Diskは百万倍以上)
・クラウドにはしっかりした実体(サーバ群、データセンタなど)がある
・クラウドの上でサービスのみを提供する(SaaS)ようになった
・クラウドOS

2:2008年12月16日(火)『MicrosoftのクラウドOS/Windows Azureについて』
 概要:CloudOSであるWindowsAzureの概説
 ・WebAppをスケールアウトするために仕組みが備わっている
   自動的な複数ノードへの処理およびデータの分散、分散キャッシュ
 ・アプリの開発や実行に伴う、ハード・ファーム、ネットなどをすべて仮想化して提供
   開発、使用はビジネスに特化できる!
 ・使用量の応じた従量課金と幅が広く迅速なスケール追随が可能になる
 ・分散メモリーキャッシュ(RDBでなく、key-value形式)
   Oracle:Coherence, IBM:Object Grid, GigaSpace, Terracotta
 ・Cloud分散データベース
   Google:BigTable+GoogleAppEngine, Microsoft:SSDS, Amazon:SimpleDB, Amazon:Dynamo
 ・並列処理の競合への対処としてQUEUE(FIFO)を使用
 ・データサービスとしてSDS(SqlDataService:SQLで呼び出せるがRDB形式ではない)
   RESTfulにアクセス可能、高可用性、2つのキーでデータを管理(Partition-key, Row-key)
   RDBではなくて、key-value型(スキーマ定義がなく、行ごとにカラムが変わってもよい)
   同一のPartition-keyを持つデータが必ず同一ノードに配置される
 ・モデルドリブン:サービスモデルの定義を元にDeployer機能が実装コードを生成
 ・ノード構成(クラスタ)はリング構造で中心を持たない

3:2009年1月13日(火)『Cloud上の分散データベース ― BigTable、SimpleDB、Azure SDS ―」
抽選にもれる、、、

4:2009年2月26日(木)『ScalabilityとAvailability」
仕事の都合で出席できず、、、

5:2009年3月23日(月)『CloudとRich Client」
家庭の都合で出席できず、、、

6:2009年4月24日(金)『クラウドとSOAの最新トレンドを語る』 OracleOpenWorld 内
・Cloudへの移行にはまだ少し時間がある、企業の壁を越えるには大きな問題がある
・SOAには上からと下からの問題があったが、新しい技術が出てきた
(分散キャッシュ、SCA、SimpleModeling)
・企業データの統合に分散キャッシュ技術
・OSGIによるSCAとServcieの結合の可能性
・SimpleModeler(テキストによるDSL) によるModelDoriven
*SCA:Service Componet Architecture (SOAを具体化するために仕様:主にサービスの結合)

0 件のコメント: